第10回世界の万年筆祭レポートその5 (蒔絵疑似体験)

今度はパイロットの体験イベントです。
毎年パイロットは万年筆組み立て教室ペン習字講座など体験イベントを用意して万年筆祭を盛り上げて頂いています。

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昨年組み立て教室とペン習字は参加させてもらったので、今年は蒔絵疑似体験に参加させていただきました。

講師は蒔絵工房の方とお聞きしていたので、年配の方を勝手に想像していたのですがお二人とも若い方。私の机についていただいたのは山梨さんという女性でした。

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写真を見ていただくとわかると思いますが、代用漆とはいえ漆を使いますし、溶剤も使いますのでマスクにエプロン、ゴム手袋という重装備(笑)

エプロンはともかくマスクと手袋はとても暑かった( ̄▽ ̄;)

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今回体験させていただいたのは平蒔絵、研ぎ出しなどを行わず漆塗りのうえに金粉を蒔いていく手法について体験をさせて頂きました。
本来は写真のサンプルの通り、置目→線描→地塗→粉蒔の4段階を踏んでいくのですが、今回は置目がされたサンプルを頂いて線描→地塗→粉蒔をしていく内容でした。

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文章で書くのは簡単なのですが、意外と漆が硬く綺麗に薄く、均一に塗るのがヒジョーに難しく、見事なまでにボッコボコ(´∀`;)
お手本とは似ても似つかない物になってしまいました。

作業が終わったものは30分ほど乾燥をしていただいてからパイロットのブースで受け取り、3日ほどしてから指で金粉をふき取ってくださいと言われたのですが・・・作業できずに出張に出てしまいましたので、後日また別にネタにしたいと思います。

追記~
講座終了後一緒に受講されていた方からお声を掛けて頂きました、コメントはしていただいてないそうですがいつもご覧頂いている方でした。事前に告知した甲斐があるって物ですヽ(´▽`)/
全国の万年筆売り場やイベント会場で挙動不審のメガネをかけたデヴがいたらどーむかもしれませんのでぜひとも声を掛けてやって下さい。
次は29日WAGNER@名古屋と30日梅田阪急百貨店「I Love PEN. I Love LETTER.」に出没予定。