パイロット アクロボール(Pilot Acroball)

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パイロットから発売された低粘度インクを採用した油性ボールペンです。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/oil_based/acroball/index.html

おそらく三菱鉛筆ジェットストリームシリーズを相当意識したと思われる商品です。
写真のオールプラスチック製のタイプ(157円)と口金とクリップが金属製のタイプ(262円)が用意されています。157円タイプは0.7mmボールの黒インク(軸色4種)、赤インク、青インクの6種類、1.0mmボールが黒、赤、青インクの3種類が発売されています。

相当気合入れているようで、各地の文具店の店頭でかなり積極的に展開されていますね。

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非常に低粘度のインクが採用されており、売り文句の通り油性らしからぬ滑らかな書き味に加えてはっきりした濃い筆跡が残るのも特徴です。ジェットストリームにまさに正面からぶつけてきたなと言う感じです。

軸についてはラバーグリップを採用しているのですが、結構柔らかめのラバーを使っています。好みが分かれるところだと思いますが、個人的にはちょっとべたつきが気になります。もう少しサラッとした手触りのものにして欲しかったところ、この手の柔らかいラバーはダメになるのも早いんですよね~

インクについては「当社の油性インキに比べ、約1/5のインキ粘度です」と謳っているのですが、コレは従来型のノーマルインクとの比較なのか、低粘度タイプ「A-ink」との比較なのかが分かりません(^_^;)
またインク溜まり、通称「ダマ」がかなり出ます。書き出しや鋭く角をつける様な書き方をするとダマがかなり派手に出ちゃいます。インクの乾きも極端に早いわけではないので、書いた紙の上を擦ったりすると汚れる可能性があります。

どーむ的にはコレならジェットストリームのほうが上だなというのが正直な感想です。