パイロット クアトロ89万年筆(Pilot QUATTRO89)

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先日紹介したパイロット クアトロの名前を冠して新しく企画された万年筆です。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/quattro89/index.html

同じ名前が与えられていますが、先代もでるとは全く違うペンに仕上がっています。
コレを先日のWAGNER中部地方大会で師匠より譲っていただいたので先代型クアトロを出したんですね(^_-)-☆

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軸、キャップとも同サイズの角型、一辺12mm、全長が収納状態134mm、筆記状態で173mmというかなり堂々とした大型万年筆です。キャップはブラス(真鍮)製、胴軸はレグノ89sと同じく樹脂浸透カバ材のコムプライト製です。随所に金属が使われていることもありかなり重いペンに仕上がっています。

キャップはねじ込み式、尻軸につける際にも尾栓部分に切ってあるネジ部分にねじ込みます。このキャップ取り付け方法で筆記時に長くなるうえ、胴軸が木、キャップが金属という構成のためかなりリアヘビーのペンです。首軸付近を持って書かれる方だとキャップを尻につけない方が書きやすいと思われます。

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ペン先は14金ロジウムコート、私の持っているものはM字です。
本来は四角の角の部分に合わせてペン先の上面を合わせて出荷されているのですが、私のものは辺の部分に合わせてあります。実はもともと師匠が見た目重視でこの状態にされているものを、一旦出荷状態に戻していただいたのですが、やっぱりクリップとペン先の向きが合っているほうがカッコいいwので再度見た目重視モードにしております( ̄▽ ̄;)

しかしこのペンの問題点がこのペン先にあったりします。
非常に落ち着いた雰囲気のモデルで、お値段も定価31,500円と結構な高級モデル。
そう写真で気がついている方もいるかもしれませんが、3万円オーバーのモデルなのに…

ペン先が3号ニブってどうなのよ!?

いくらレグノ89sが小さいとは言え、同じ軸材を使った定価12600円のペンと同じペン先ってのはちょっとボリ過ぎじゃないのかとパイロットを問い詰めたい気分。。。
せっかく良い雰囲気のペンなので、もう少しペン先を奢って欲しかったなぁ。
今回は安く譲っていただいたので良いのですが、定価ではちょっと…と思ってしまいます。