セーラー グランザス ネオ(SAILOR GlanzAus neo)

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久々の現行品大物です~(^^)v

万年筆の輸入商社であり国産のメーカーの問屋もやっているサンライズ貿易とセーラー万年筆のコラボレーション企画万年筆です。2006年にサンライズ貿易の50周年として「グランザス」が発売されましたが、今回はシリーズものということなのか「グランザス ネオ」として発売しました。
http://www.sailor.co.jp/NEWS/glanzaus-neo/index.html

コレはセーラーの取扱店だからといって購入できるわけではなく、サンライズ貿易との取引のあるお店でしか手に入りません。今回は去る9月19日、20日に名古屋丸善で行われていたセーラーのペンクリに合わせて購入して、その場で川口さんに調整いただいています。

実はペンクリ当日は前週に行われたWAGNER中部地方大会と同じようなメンバーが集合(^_^;)
特にどうして兵庫県在住のY氏がそこにいたのか不思議でなりません(笑)その中で私とMさんがグランザスネオを購入したのですが、丸善に入荷していたのはFとMのみ。実際に書かせてもらうとかなり細めの描線で、舶来メーカーのM程度のものが欲しかったので無理を言って店頭にあるプロフィット銀のBニブを付け替えていただきました。セーラー&丸善の皆様ありがとうございました~

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胴軸はスターリングシルバーにロジウムコート、フローレン彫刻という細かい凹凸の付けられているものです。プラ軸に金属軸を重ねて作られているスタイルですので、見た目よりは軽いですね。初代グランザスはブラス(真鍮)にロジウムコートでしたので、この部分はグレードアップしています。
お値段もグレードアップしてますがブラス→シルバーで31,500円→36,750円ですから許容範囲でしょう。

サイズは軸径φ13mm、全長収納時128mm、筆記時150mm、どっちかというとずんぐりむっくりなフォルム。基本的にはセーラーの定番品「プロフェッショナルギア」と同サイズです。プロギアはスリムミニしか持ってなかったので、今回はじめてのフルサイズのプロギアです。

キャップは樹脂製なので重心が後ろに行き過ぎず、非常に手の中で収まりが良いです。
また初代グランザスでは尻軸にキャップをつけると安定しないという問題があったのですが、こちらではだいぶ解消しています。もちろん金属軸に樹脂のねじ込みキャップですから「がっちり」固定されるという感じではありませんが、書いていて抜け落ちるような事はないと思います。

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ペン先は21金のロジウムコート、銀一色タイプです。
長刀ではなく通常研ぎのF、M、Bがラインナップされています、どーむのは上に書いたとおりBです。

他のメーカーの場合金品位の高いものになると柔らかくなる傾向があるのですが、セーラーの場合はあんまり変わりませんね(wペン先はあまりしならないタイプと言えると思います。

川口さんに調整していただいた分、Bのわりには細め。当初の狙い通り舶来品のM字幅くらいに仕上がっています。セーラーの場合出荷状態でもかなり良い状態の物が多いですが、購入してすぐに川口さんに調整してもらうとやっぱり違いますね~凄く調子良いです。しばらくはコレがエースになると思います。

セドリーさんに先を越されました(^_^;)
http://bungbungbung.ti-da.net/e2350229.html