コクヨS&T チビット(KOKUYO TibbiT)

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コクヨの変り種紹介第3弾。
コレは前回のビートルティップと同様に2007コクヨデザインアワードの受賞作が商品化されたものです。グランプリ受賞作品だった「紙キレ」からの派生商品です。
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/tidbit/

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何と言ってもその特徴は全面にミシン目の入った用紙です。
5mm方眼の形でミシン目が入れられており、どこからでもカットする事が出来ます。
方眼タイプのほかに6mm間隔の横罫線タイプも発売されており、A7、B6、A6の3種類のサイズが用意されています。方眼、横罫タイプともA7・300円、B7・340円、A6・380円の価格設定、メモ用紙としてはロディアを超える強気の設定です。

ちぎったメモ用紙片を入れられる様に、表紙の裏側にはポケットが設けられています。
意外とコレが便利、普通のメモブロックでも結構重宝しそうな気がしますが、コスト的に見合わないかな。。。

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全面にミシン目が入っているという事で、裏抜け具合や透けもチェックしてみました。
油性、水性、ゲルインク各ボールペン及び万年筆インク3社の黒系、青系の代表的なインクでテストしています。画像左側が表面、右側が裏面です。

上から順に
パイロット アクロボール1.0mm(油性ボールペン)
パイロット VボールRT0.5mm(水性ボールペン)
三菱鉛筆 ユニボールシグノRT0.5mm(ゲルインクボールペン)
ペリカン ブラック(万年筆インク・レベルペンL65・F)
ペリカン ロイヤルブルー(万年筆インク・カトウセイサクショ1700・M
パイロット ブラック(万年筆インク・パイロットカスタム823・M
プラチナ カーボンインク(万年筆インク・WAGNER2008・ミュージック
プラチナ ブルーブラック(万年筆インク・プラチナ3776セルロイド・M

当たり前ですがミシン目が入っているのでフローの潤沢なペンで書くと抜けちゃいますね。。。写真だと分かり難いですが、全ての万年筆インクがミシン目から微妙に抜けてます。裏抜けの少ないはずのカーボンインクですら抜けます、まぁインクドバドバのミュージックのペンでテストするからイカンのですが(笑)
そして比較的紙は薄めなので透けも結構ありますね~

やっぱりこの商品は一般的なボールペンで使うのが正しいようです(w
万年筆を使うことはあまり考慮されていないようです( ̄▽ ̄;)