セーラー プロシック ヴィーヴォ(Sailor Prochic Vivo)
プロフィット、プロフェッショナルギアに続くセーラーの定番シリーズです。
ここ数年限定品を含めてプロフィット&プロギアの色違い、素材違いでお茶を濁してきたセーラーですが、昨年満を持して発売した新ブランドがこのプロシック。
http://www.sailor.co.jp/BUNGU/prochic/index.html
ここ数年限定品を含めてプロフィット&プロギアの色違い、素材違いでお茶を濁してきたセーラーですが、昨年満を持して発売した新ブランドがこのプロシック。
http://www.sailor.co.jp/BUNGU/prochic/index.html
葉巻型のプロフィット、ベスト型のプロギアに対してシリンダー型(軸やキャップの膨らみ、絞りの少ない円柱デザイン)の軸。素材もブラス(真鍮)にロジウムコートという金属軸を採用して、従来モデルとの違いを出しています。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101042750.jpg)
サイズは軸径がφ12.5mm、キャップ径がφ13.5mm、全長が収納状態で138mmと決して極端に大きいペンではありません。しかし軸・キャップ端の絞り込みがほとんど無いためかなり大きく見えますね。この手のシリンダー型の万年筆には共有する特徴ですね。
キャップの尻軸への挿さりが甘いので、筆記状態では168mmもあります。リアヘビーが苦手な方ならキャップはつけずに筆記したほうが良いでしょう。
キャップの尻軸への挿さりが甘いので、筆記状態では168mmもあります。リアヘビーが苦手な方ならキャップはつけずに筆記したほうが良いでしょう。
軸にはセーラーでは光線彫りと呼んでいるギロシェ模様が刻まれています。プロシックにはラルゴ(Largo)とヴィーヴォ(Vivo)の2つがあり刻まれている彫りの大きさが異なり、このヴォーヴォは小さめのギロシェ模様になっています。ただ、残念なのがロジウムコートの仕上がり、どうもロジウムのギラギラ感があまり好きじゃないんですよね。またコーティングのために手に汗をかいていたり、濡れている状態だとかなり滑ります。筆圧をかけずに書ける方には問題にならないと思いますが、ある程度しっかり握って筆圧をかける方だと気になるんじゃないかなぁ。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101042800.jpg)
ペン先は信頼のセーラー14金…
ってコレ14金なの!?
えーと例によってこのペンはオークション入手なので安く買っているのですが、実際の定価は31,500円もします。セーラーの3万円オーバーのペンで12,600円のプロフィットスタンダードと同じペン先ですか?うーん銀軸+ロジウムコート+21金ペンのグランザスネオが36,750円で作れたのに、どうしてこのペンに21金ペン先が付けられなかったんだろう。。。?もちろんペン先自体は使い慣れたセーラーの14金なので滑りも良くインクフローも良好です。書き味には全く不満はないんですが、この銀/金の派手な軸には大型のバイカラーが欲しかったなぁと思っちゃいます。
あー、絶対某P社のDにに似てるとか言う人いるんだろうな。。。w