セーラー キングプロフィット(SAILOR King Profit/THE KING OF PEN)
セーラーのレギュラー製品のトップカテゴリーにあたるキングプロフィットシリーズのベーシックモデルです。
http://www.sailor.co.jp/BUNGU/kingproit/index.html
http://www.sailor.co.jp/BUNGU/kingproit/index.html
キングプロフィットシリーズは軸材違いでマーブルエボナイト、モザイク、エボナイトなどがラインナップされていますが、ベーシックモデルはPMMA樹脂(アクリル)材の黒/金のベーシックなルックスに仕上げられています。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101041440.jpg)
軸径はなんとφ15.5mm、全長も収納時で153mm、筆記時では169mmという大型の万年筆です。あえて「巨大」という言葉を使いたくなるビッグサイズですね。サイズがサイズですし、カートリッジホルダーの部分に金属部品を多く使っているため、35gオーバーとプラ軸のペンとしては重めの仕上がりになっています。
コレだけ大きいペンになると普段からスーツに挿して持ち歩くというわけにもいかず、ゆっくり手紙を書いたりする用途が中心になりますね。そしてさすがにペンケースも何でも良いと言うわけにもいきません。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dome2dome/20010101/20010101041450.jpg)
軸がこれだけ大きいので、ペン先もかなり大きなものが付いています。
本来はバイカラーの21金ペン先が与えられているのですが、この個体は元々師匠のものだったそうで、なにやら再メッキをした跡が見て取れます。B表記になっていますがペンポイントもいじってあり、実際にはM相当の細さになっています。
本来はバイカラーの21金ペン先が与えられているのですが、この個体は元々師匠のものだったそうで、なにやら再メッキをした跡が見て取れます。B表記になっていますがペンポイントもいじってあり、実際にはM相当の細さになっています。
あまりしなりの無いペン先の多いセーラーとしては異例に良くしなるペン先です。と言ってもヴィンテージもののような柔らかさではなく、弾力があり返りのしっかりあるペン先です。
3枚目の写真の下は普及品のプロフィットスタンダードとの比較を行ってみました。プロフィットスタンダードだって通常のボールペンなどから考えたら、決して小さなペンではありません。こうやって比べると、いかにこのペンが巨大なのかが良くわかります。
せっかく頂いたので大事に使って生きたいと思います。本当にマジェスティさんありがとうございました~!