大丸藤井セントラルオリジナル万年筆 北の彩景事典・摩周湖

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今回の北海道行きの目的の一つが、北海道万年筆界の雄大丸藤井セントラルのオリジナル万年筆を買うことでした。毎回魅力的なオリジナルモデルを出しているお店で、このシリーズの第一弾「赤レンガ」は1時間半で完売したという逸話が残っています。

また何が厳しいってオリジナル万年筆は通販などを行っておらず、現地でしか買えないんですね。今回のモデルも作成数が100本と少なく売り切れが予想されたためムーミンさんにお願いして予約を入れておいて頂きました。

モデル名は「きたのいろじてん・ましゅうこ」と読みます。
川上郡弟子屈町にある摩周湖の透明度の高い「摩周ブルー」をイメージして作られた万年筆です。セーラーのプロフィットスタンダードがベースモデルとなっており、軸がスケルトンブルーになっています。このブルーの加減が非常によく、透けを抑えて非常に深い色にしているのが特徴です。

今回の写真は我ながら良く撮れて、現物の雰囲気が届けられていると思います(^^)v

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実は当初発表されていた図案ではプロフェッショナルギアスリムをベースとしたモデルだったんですが、蓋を開けてみたらプロフィットベースでちょっと驚きました。でも世間に出回っているセーラーベースの限定品はプロギアベースが多いので個人的には嬉しかったです。
最初のパンフレットに紹介されていた図は全く現物が無い状態でCGで作ったそうで、大変だったみたいですね。

サイズはプロフィットスタンダードそのままの軸径φ12mm、全長収納時134mm、筆記状態147mm。
キャップリングには「DAIMARU FUJII SINCE 1892」と刻印されています。

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ペン先には大丸藤井オリジナルモデルのお約束、北海道の刻印が入っています。
セーラーの定評あるペン先がベースになっていますので書き味には文句ありません。どーむとしては一番馴染んでいるペン先ですからね♪

このモデルの特徴として首軸も同じ素材で作られていることが挙げられます。ここが難しいところで、黒い首軸では興醒めですが、あまり透け過ぎるのもインクが汚く見えてしまう部分があります。写真でも何とかお分かり頂けると思うのですが、よく見ると透けているというこの感じがどーむ的にはかなりヒットなんですよね~

今回19日のWAGNER北海道地区大会が終わった後みんなで大挙して押しかけて一気に在庫を減らしてしまいました(笑)
当日は既にペンクリの受付終了していたため、その場で調整して頂く事はできませんした。そのため北ペンに共に乱入し、一緒のホテルに泊まっていたtakechanfavorさんと朝一で改めて大丸藤井セントラルに突撃して長原さんに調整していただいています。

インク工房も前日はやらないと言っていたんですが、ペントレで手に入れたペンの都合上どうしても作りたい色が出てしまって思わず作ってしまいました(笑)
このインクについてはペンと一緒に紹介する予定です。