ラミー ネックス(LAMY nexx)

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ちょっとまとめてラミーのペンを仕入れたので、しばらくラミー特集で行きます。
ラミーの新シリーズですね、クリップがシルバーのモデルが国内ではレギュラー品扱いで4,410円。写真のものはキャップとクリップが同色タイプ、国内では限定品扱いで3,990円となっています。
http://www.lamy.jp/products/nexx.html

人気定番商品であるサファリもどちらかというとポップな雰囲気で売っているモデルですが、ネックスはさらにカジュアル側に振ってあり、キャップには紐やチェーンを掛けられるように穴が開けられています。カジュアルでありながら安っぽくなり過ぎない、良くも悪くも実にラミーらしいデザインのペンですね。

インク充填はカートリッジ/コンバータ両用式、コンバータはサファリ/アルスター用のLZ24に対応。

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軸はアルミ製の外装にプラスチックインサート、グリップ部分と軸後端は三角になっていますが胴軸と首軸の接合部分は丸く仕上げられています。軸径はφ13mm、全長収納時135mm、筆記時154mm(いずれもクリップ飛び出し部分含まず)となっています。

一見するとクリップ部分はスプリングの入ったバインダークリップのように見えますが、通常の固定クリップ。素材がやわらかく薄いためあまり薄い紙などを挟むとかなり役立たずです(笑)もう少しクリップ硬くしても良いんじゃないかなと。

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グリップ部分はお約束の三角グリップ形状に仕上げられています。サファリと共通かと思いきや、このネックスはラバーコートしてあります。このことからも戦略としてサファリよりさらに活動的な若い世代を狙っているのではないかと推測できます

実はこのペン本国仕様のため、ペン先は国内仕様とは異なります。日本向けバージョンはペン先が学童用のabcなどに付けられている「A」ペン先が標準なのですが、本国仕様はサファリと同じ通常ペン先。写真のペンにはFのペン先が取り付けられています。

見た目は金属軸なのである程度重いのかと思いきや、サファリよりもさらに軽く仕上げられているのでどーむとしてはちょっと軽すぎます。書き味はそつのないペンではあるのですが、万年筆の面白みという点ではちょっと欠けますね。やはり万年筆の入門用としての立ち位置になるペンだと思います。