横浜ゴム ブルーアース AE-01(YOKOHAMA BluEarth AE-01)

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7月に購入したシビックハイブリッド、車自体には大きな不満は無かったのですがタイヤが気になっていました。

購入した中古車屋の担当者が気を利かせて新品のタイヤを付けてくれていました。
ファイアストンFR10というインドネシア製のタイヤ、一応ブリヂストンの製品。でもサービスで付けてくれたタイヤだけあって激安、4本で3万円以下で調達できます(笑)

実際のところかなりノイズの多いタイヤで、車が静かだけに目立ってしまっていました。窓を閉めて走っている分には良いのですが、窓を開けると真剣にうるさい。。。

中古車を買ったらタイヤを変える気でいましたので、ちょっともったいないなと思いましたが結局交換することに。燃費も改善するのではという期待も込めて流行のエコタイヤから選ぶことにしました。

ショップの方と話をしながら選んだのが、横浜ゴムの省燃費型タイヤ「BluEarth AE-01」という製品。
http://www.yokohamatire.jp/yrc/japan/tire/brand/bluearth/bluearth_ae01.html

省燃費タイヤはラベリング制度という性能表示規格があり、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の二つの値で性能が表されます。その転がり抵抗性能で世間のエコタイヤの大半がA評価の中、AAを獲得したのがこのタイヤです。おまけにこのタイヤは「まずはAAの低燃費タイヤを、もっと多くの車に」というコンセプトを掲げて発売されているため、サイズも25サイズあって豊富ですし価格的にも抑えて発売されています。

シビックハイブリッドの195/65R15のサイズで工賃まで入れて5万円以下に収まってしまいました。

参考までに現段階でAAAを獲得しているのはブリヂストン・エコピアEP100S(2サイズ)とトーヨー・スーパーエコウォーカー(1サイズ)の2製品が該当。AAはブリヂストンエコピアEP100(17サイズ)、ダンロップ・エナセーブ97(4サイズ)とこのヨコハマ・ブルーアースAE-01が該当しています。
しかしサイズ数を見てもらうと現状ではAAAはごく少数の車にしか対応していないのが分かります。

実際に走ってみるとロードノイズは段違い、ずっと静かです。静粛性を売りにしているタイヤに比べるとたいしたことは無いと思いますが、いかにファイアストンがうるさかったのかを実感(^_^;)

さらにびっくりしたのが…

燃費が劇的に向上しました(笑)

前のタイヤではエアコンOFFの状態で市街地を含めて走るとどうやってもせいぜい15km/l弱でした。それがこのタイヤに替えてから大体16km/l台半ばまで伸びました。燃料消費量ベースで約10%減ですから、かなり違ってきますね。給油一回当たりの航続距離でも70kmから違ってくるので、これなら替える価値は十分にあったと思います。ただ元のタイヤが安物だったから際立ったのも事実ですが。。。

ただ、難点もありましてウェット条件では無理がききません。水たまりや濡れたマンホールの上などでブレーキを踏んだり加速したりすると挙動が少し乱れます。もちろんハイグリップタイヤであっても条件が悪ければ同じ事は起きますが、限界点は少し低いなというのが正直な感想。

それでもこの価格を考えれば必要十分なものなので、タイヤ交換の際に燃費を重視される方なら検討に入れる価値ありです。