パイロット タイムライン for JAPAN

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パイロットのボールペン・タイムラインシリーズ東日本大震災の支援モデルとして「タイムライン for JAPAN」が発売されました。パイロットプレミアムメンバーズ(特定の販売店)限定としています。店頭ポップにはこう書かれています。
「日本の未来を応援したい」という思いを、赤と白で表現した数量限定のボールペン。東日本大震災の被災地の復興を願い、収益より1本あたり700円を日本赤十字社を通し寄付させていただきます。
お値段はベースとなるTIMELINE FUTURE(5,250円)より少々お高めの5,460円。
色はこういう企画ですのでとてもわかりやすい白と赤の2色展開。水野商会さんからお誘いを頂いて、注文してあったのを早速取りに伺いました。
 
色以外は通常の油性タイムラインと同じもの。
 
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このボールペンの繰り出し機構はとてもユニーク。パイロットが「ダブルアクション繰り出し方式」と呼ぶ機構で基本的にはツイスト式になっています。収納状態では口金がボディ内に収められていて、普通のボールペンは口金ごとボールペンチップが繰り出されてきます。しかしこのタイムラインはまず口金だけが、その後からチップが2段階に分かれて繰り出される仕掛け。

何だか面倒な繰り出し方式にも思えますが、これがクリック感が絶妙で暇つぶしに思わず弄ってしまいます(笑)

軸はアルミ製、グリップ部分は真鍮製で両方ともラッカー仕上げ。なかなか気合の入ったラッカー塗りで、独特の透明感と艶のある仕上がり。ベースモデルは軸がアルマイト仕上げなので、少し仕様を変えてあります。
 
リフィルは定評のあるBRFN30、パイロットの高級ライン用の金属ケースリフィルです。
低粘度インクであるAインクを採用しており、驚くほどの滑りではありませんが安定した文字が書けます。
 
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パッケージも凝っていて「TIMELINE for JAPAN」専用の化粧箱の中に、このシリーズお約束である円筒形のケースが仕込まれています。化粧箱やケースにも「for JAPAN」の文字が印刷されています。化粧箱背面には「PRAY FOR JAPAN」の文字も印刷されています、この文面は震災以降良く使われるフレーズですね。

どこのお店にもという訳にはいかないようですが、興味のある方は探してみてください。